「現物書籍か、電子書籍か」
こんにちは、『2次元コンテンツ生活推進部』牛光です。
突然ですが、みなさんに質問です。
「漫画やライトノベルを、なにで読んでいますか?」
なにでって…本(現物書籍)そのもの?
大体、スマホ(電子書籍)かなぁ
現代では、読書のスタイルも多様化し、さまざまな選択肢があります。
従来の紙の本、Kindleや楽天koboなどの電子書籍、各出版社のコミックアプリ。
他にも様々な読書方法がありますが、それらは主に、
- 従来の紙の本(現物書籍)
- スマートフォンやタブレット、専用デバイス等を利用した電子書籍
に大別されます。
どちらにも魅力的なメリットがある一方で、デメリットも存在します。
目的やライフスタイルに合わせて、自分に最適な読書スタイルを見つけるためには、それぞれの特性をよく理解することが大切です。
この記事では、現物書籍と電子書籍のメリット・デメリットを比較し、自分に適した読書スタイルを見つけるためのヒントをご紹介します。
読書スタイル(方法・手段)の種類と分類
多様化された読書スタイル(方法・手段)
書籍を読むにあたって、どのような読書方法があるのか。
多様化された読書スタイルを、分解して考えるために、読書方法・手段を簡易的に分類してみようと思います。
まず、読書方法は、主に現物書籍系と電子書籍系に大別されます。
そこから所有状況、新品/中古、購入手段、デバイス、有料/無料、課金形式などの違いから、細かく分類することができます。
分類の結果が、以下のマインドマップ図となります。
いやー、意外とあるねぇ
それぞれどのように分類されているのか、そのカテゴリにはどんなサービスがあるのか。
もう少し詳しく見ていきましょう。
紙の本(現物書籍)分類 ①「所有状況」
まずは紙の本(現物書籍)についてです。
分類①「所有状況」
漫画やライトノベルといった書籍を所有しているのか、それともレンタル(所有なし)しているのか。
所有状況による分類です。
所有→分類②へ
レンタル(所有なし)→該当サービス:コミックレンタル
現物書籍のレンタルといえば、いわゆるコミックレンタルと呼ばれるサービスが該当します。
TSUTAYAのコミックレンタルなどが有名ですね。利用泊数や冊数に応じてレンタル料を支払います。
紙の本(現物書籍)分類 ②「新品/中古」
分類②「新品/中古」
次に、所有している場合、その書籍が新品なのか中古なのか。
新旧で分類します。
紙の本(現物書籍)分類 ③「購入手段」
分類③「購入手段」
紙の本の最後の分類は「購入手段」です。
直接赴いて(おもむいて)購入するのか、あるいは通販で購入するのかの違いにより分類されます。
新品
- 書店購入→該当サービス:紀伊國屋書店、未来屋書店等
- 通販購入→該当サービス:Amazon、楽天ブックス等
中古
- リユースショップ(古本屋)購入→該当サービス:BOOKOFF等
- 通販購入(フリマアプリ等)→該当サービス:メルカリ、ラクマ等
電子書籍 分類 ①「所有状況」
次に電子書籍についてです。
分類①「所有状況」
現物書籍同様、まずは所有状況で分類します。
今回はレンタル形式の違いもあるため、「所有・所有なし」の項目で分類しています。
*現物書籍とは異なり、新品/中古の概念が殆どないため、分類から除いています。
電子書籍 分類 ②「有料/無料」
分類②「有料/無料」
次は有料か無料かの分類です。
「所有なし」の場合に、この分類を設けましたが、「所有あり」の場合でも期間限定無料DLなどで「有料/無料」の概念は適応できます。
ただし、例外的な取り扱いなので所有のケースにはこの分類を設けませんでした。
所有なし
無料→該当サービス:コミック(マンガ)アプリ(めちゃコミック、ピッコマ、各出版社アプリ等)
有料→分類③へ
いわゆる待てば無料で読むことができるアプリが該当します。
電子書籍 分類 ③「課金形式」
分類③「課金形式」
電子書籍の最後の分類は「課金形式」です。
作品ごとにレンタルするタイプか、サブスク形式で契約し対象作品を読むタイプかの分類になります。
有料
レンタル→該当サービス:Renta!等
サブスク→該当サービス:Kindle Unlimited等
電子書籍 分類 ④「デバイス」
分類④「デバイス」
やや番外的な扱いですが、電子書籍を読むデバイスの違いによる分類です。
スマートフォン、タブレット、PCの他に、専用デバイスがあります。
元々所持しているデバイスを転用するか、専用のデバイスを購入して使用するかという違いがあるため、大きく二分しています。
紙の本(現物書籍)のメリット・デメリット<全般>
多岐にわたる読書スタイル(方法・手段)を分類してきましたが、次は各読書方法のメリット・デメリットについて考えていきたいと思います。
メリット・デメリットを理解することで、ケースに応じた読書方法の選択が可能となります。
まずは紙の本「現物書籍」について考えていきましょう。
現物書籍全般のメリット
まず、紙の本(現物書籍)全般に言えるメリットとして以下のものが挙げられます。
- 一覧性に優れている
全体の厚みや構成が一目でわかり、進捗状況を直感的に把握しやすい。途中から戻って読み返す際にページめくりも容易。
→伏線の確認やお気に入りのシーンの読み返しに向いている - 目が疲れにくい
電子書籍に比べ、目への負担が少なく、長時間の読書でも疲れにくい。
→ライトノベルなど長時間の読書となるケースに向いている - 視覚的な満足感が得られ、所有欲が満たされる
本棚に並べることで、所有感やインテリアとしての満足感が得られる。
→コレクターや部屋の空間づくりにこだわりある人に向いている
いやー、漫画とかラノベ並べるの楽しいよね
現物書籍全般のデメリット
次に、デメリットとして以下のものが挙げられます。
- 携帯性に劣る
紙の書籍は重くてかさばるため、複数持ち歩くのには不便。 - 保存と劣化の問題
紙の書籍は湿気や日光に弱く、時間が経つと黄ばみや劣化が生じる可能性がある。また、収納スペースを取るため、部屋の広さによって限度がある。
スペース問題、深刻…っ!
紙の本(現物書籍)のメリット・デメリット<各論>
続いて、各読書方法・サービス特有のメリット・デメリットついて考えていきましょう。
<紙の本(現物書籍)各論のメリット・デメリット表>
各項目について、もう少し詳しく見ていきます。
コミックレンタルのメリット・デメリット
メリット
- コストを抑えられる
購入するよりも安価で、低予算で多くの作品を楽しむことができる。
→短期間で一気読みしたい場合に経済的。 - 保管スペースの節約
購入すると本棚を圧迫しがち漫画も、レンタルなら返却するため、スペースを気にする必要がない。
デメリット
- 読む時間に制限がある
借りた期間内に読み切る必要があるため、忙しい場合やゆっくり楽しみたい人には不向き。 - 購入時・返却時に足を運ぶ必要がある
レンタルのため、購入時のみならず返却の際も来店する必要がある(ポスト返却できるケースもあり)。
書店購入のメリット・デメリット
メリット
- 実際に手に取って確認できる
書籍の状態を実際に確認してから購入できるため、状態の悪い書籍にあたるリスクが減らせる。 - 新しい書籍との出会いがある
書店では様々な書籍が平積みされて販売されていることが多く、目的の書籍以外も目に入り、新しい作品との出会いにつながることもある。 - 即時入手が可能
オンライン注文と異なり、購入後すぐに持ち帰って読めるため、待ち時間がない。
デメリット
- 選択肢が限られる
書店のスペースには限りがあり、その時点で流行している作品以外の漫画・ライトノベルが置いていない場合がある。 - 持ち帰りが大変
数冊ならともかく、シリーズをまとめて購入したい場合、重量があるため持ち帰りが大変。
通販購入のメリット・デメリット
メリット
- 豊富な選択肢
オンラインでは多くの書籍が揃っており、古い作品やマイナーな作品であっても購入しやすい。サイトによっては、中古品で購入することも可能。 - 手軽で便利
自宅にいながら注文でき、発送も自動化されているため、忙しい人でも効率的に書籍を入手できる。書店に行く時間や持ち帰る労力も省くことができる。 - ポイントを得ることができる
購入するサイトによっては、購入することでポイントを得ることができる。
デメリット
- 実物を確認できない
書籍の状態を手に取って確認できないため、初期段階あるいは配送段階で発生した細かな傷、カバーの損傷がある書籍にあたるリスクがある。 - 受け取りに時間がかかる
配送に数日かかることが多く、すぐに読みたい場合に不向き(予約の場合は当日配送もあり)。
書店購入と対照的な感じだね
リユースショップ購入のメリット・デメリット
メリット
- 価格が安い
中古品のため、新品よりも安価で書籍を購入できるため、コストを抑えることができる。 - 掘り出し物が見つかる
絶版本や人気の希少本など、通常の書店では手に入らないような書籍が見つかることがある。
デメリット
- 状態にばらつきがある
書籍の保存状態がさまざまで、傷みや汚れが気になる場合がある。 - 選択肢が限られる
在庫が不定期で揃っているため、探している特定の本が見つからない可能性がある。
フリマアプリ購入のメリット・デメリット
リユースショップ購入と似た回答になってしまうことを避けるため、リユースショップ購入と対比した形でのメリット・デメリットを提示します。
メリット
- 豊富な選択肢
フリマアプリは全国の個人出品者が対象のため、リユースショップに比べて選べる書籍の種類や在庫が多く、探している本が見つかる可能性が高い。 - 価格交渉が可能
リユースショップでは値段が固定されているが、フリマアプリでは出品者と直接交渉してさらに安く購入できる場合がある。
デメリット
- 実物を確認できない
リユースショップでは実際に書籍の状態を見て購入できるが、フリマアプリでは写真や説明文だけが頼りで、実際に届くまで状態がわからない。 - 取引の手間
出品者とのやり取りや配送状況の確認が必要で、場合によっては発送が遅れることもある。
電子書籍のメリット・デメリット<全般>
次は電子書籍のメリット・デメリットについて考えていきましょう。
電子書籍全般のメリット
電子書籍全般に言えるメリットとして以下のものが挙げられます。
- 携帯性に優れている
スマートフォンやタブレット、専用機器で数百冊、場合によっては数千冊の本を持ち歩けるため、いつでもどこでも読書を楽しめる。 - 保存と劣化の心配がない
紙の本のように劣化したり汚れたりすることがなく、デジタルデータとして長期間保管でき、保管スペースをとることもない。 - 購入が手軽
インターネット経由でいつでも購入でき、ダウンロード後すぐに読み始められるため、深夜や急に読みたい時にも便利。 - 調整機能が豊富
フォントサイズや背景色を調整できるため、目の疲れを軽減したり、自分の読みやすい設定で利用できる。
ボクには関係ないけど文字の大きさ変えられるのは老眼の人にとってもいいよね
人間の身体に戻ったら関係なくないよ
電子書籍全般のデメリット
電子書籍全般のデメリットは以下のものが挙げられます。
- デバイスや電源への依存
電子書籍を読むには対応するデバイスが必要であり、バッテリー切れや故障が発生すると一時的に読書ができなくなる。 - 読みづらさを感じることがある
長時間の画面の使用により目疲れする場合がある。また、デバイスの大きさによっては読みづらさや見開きページの迫力に欠けると感じることもある。 - フォーマットの制約
購入した電子書籍が特定のアプリやデバイスでしか利用できない場合があり、フォーマットの互換性が制限されることがある。
フォーマットの制約があるから利用するアプリ選定は大事なんだよね
電子書籍のメリット・デメリット<各論>
続いて、各読書方法・サービス特有のメリット・デメリットついて考えていきましょう。
<電子書籍各論のメリット・デメリット表>
各項目をもう少し詳しく見ていきましょう。
(*コミックアプリ(レンタル)のメリット・デメリットに関しては紙の本のコミックレンタルとの比較になっております)
【前提】コミックアプリとは
各論に入る前に、そもそもコミックアプリとはどんなものを指すのかについて説明しておきます。
Q.コミックアプリとは?
コミックアプリとは、スマートフォンやタブレット上などでマンガを閲覧できる専用のアプリケーションを指します。
これらのアプリでは、マンガ作品をデジタルデータとして配信し、購入、レンタル、または無料で読むことができます。ユーザーはアプリ内で単行本を購入したり、話ごとに課金する形式で利用したり、広告を視聴して無料で読むといったさまざまな方式でマンガを楽しむことができます。
①LINEマンガやピッコマといった様々なマンガを取り扱うアプリ
②comicoのようにオリジナル作品を展開するアプリ
③ジャンプ+のように週刊誌の作品が見れるアプリ
①〜③のように色々なタイプのアプリがあるよ!
コミックアプリ(無料)のメリット・デメリット
コミックアプリというくくりにしてしまうと、電子書籍を利用するための多くのアプリが対象となってしまうため、ここでは「無料で漫画を読めるアプリ」に限定してお話します。
メリット
- コストを気にせず楽しめる
広告視聴や待ち時間を条件に、多くの作品を無料で読めるため、コストを抑えながら多様な作品に触れることができる。 - 新しい作品に出会いやすい
気軽に試し読みできる環境が整っているため、普段読まないジャンルや作家の作品を発見するきっかけになる。
デメリット
- 制限がある
無料で読める話数が1日あたりや一定時間ごとに限られており、続きが気になる場合にすぐ読めないことがある。 - 広告の多さ
無料で提供される代わりに、ページの切り替えや話を開く際に広告が表示されることが多く、読書体験が中断されることがある。
気軽に読めるのがいいんだよね
コミックアプリ(レンタル)のメリット・デメリット
次は電子書籍のコミックレンタルについて考えていきましょう。
現物書籍のコミックレンタルと重なる部分があるため、ここでは、コミックレンタルと対比しながらメリットとデメリットについて考えていきます。
まずは双方の違いについてまとめた表を御覧ください。
項目 | コミックアプリ(レンタル) | 店舗でのコミックレンタル |
---|---|---|
料金(1話単位) | 約30~100円 | 該当なし(話単位でのレンタルは不可) |
料金(1巻単位) | 約100~300円 | 約100~150円 |
閲覧期間 | 約48時間~7日間 | 1~7日間 |
貸出・返却手続き | アプリ内で完結し、手続き不要 | 店舗での貸出・返却が必要 |
選べる作品の種類 | 豊富、絶版作品や人気作も多数取り扱いあり | 店舗在庫に依存し、品揃えが限られる |
スペースの問題 | データ形式でスペース不要 | 物理的な本を持ち帰るため保管場所が必要 |
すぐ読めるか | 即時ダウンロードで読める | 店舗に出向き在庫があれば借りられる |
その他の特徴 | 割引キャンペーンやポイント制度がある場合も | 延滞料金が発生する場合がある |
まとめて借りるともっと値段は安くなる…!など細かいことはさておき、この表を前提にメリット・デメリットを考えていきます。
メリット
- 手間がかからない
アプリ内で全ての手続きが完結するため、店舗に足を運ぶ必要がなく、返却の手間もない。忙しい人や近くに店舗がない場合に便利。 - 作品数が豊富
全国規模のデジタルライブラリを活用しているため、店舗よりも多くの作品が揃っており、絶版本や人気作品も見つかる可能性が高い。
デメリット
- 料金が割高になることがある
アプリでは1巻あたり100~300円と、通常店舗(約100~150円)より高めに設定される場合があり、長期間のレンタルやまとめ読みではコストが増す可能性がある。
便利さをとるか、安さをとるか…
電子書籍アプリ(サブスク)のメリット・デメリット
ここまでは、無料・レンタルタイプのアプリについて触れてきました。
無料・レンタルの部では「コミックアプリ」というくくり(表記)で説明していましたが、この先はライトノベル等も含めた「電子書籍アプリ」というくくり(表記)で説明します。
というのも、ライトノベルに関しては、ないわけではありませんが、無料・レンタルで読めるアプリの数が少なく、まだ主流とは言えない状況のため、わかりやすさ重視で「コミックアプリ」とマンガに限定させていただいていました。
以降は、ライトノベルの読める種類も増え、一般的な活用方法となっているため、電子書籍全般を指す「電子書籍アプリ」というくくりで説明していきたいと思います。
Renta!とかはレンタル対象としてマンガ以外にライトノベルも取り扱っているよ
メリット
- コストパフォーマンスが高い
月額定額で書籍を読み放題にできるため、複数の本を購入するよりも費用を抑えられる。多読派向け。 - 手軽に多ジャンルを楽しめる
普段読まない幅広いジャンルの本を気軽に試せるため、新たな作品との出会いにつながりやすい。
デメリット
- 対象作品に限りがある
サブスクの対象外の書籍も多く、特に最新刊や人気作品は別途購入が必要な場合がある。読みたい本が含まれているとは限らない。 - 継続課金が必要
利用しない月があっても課金されるため、読書量が少ないと割高になることも。
まぁこの辺はサブスク全般に言えるものだよねぇ
電子書籍アプリ(購入)のメリット・デメリット
最後はベースとなる電子書籍アプリ(購入)のメリット・デメリットについてですが、全般で述べたものと殆ど同じ内容となるため、異なる部分についてのみ触れたいと思います。
メリット
- 安価に購入できる
紙の本(現物書籍)と異なり、印刷コスト等がかからないため、基本的に現物書籍よりも安く購入することができる。キャンペーンなどで期間限定で数十%以上の割引になることも。
デメリット
→電子書籍デメリット<全般>と同様
内容忘れてしまった場合はリンクや目次から飛んでね!
【番外】各デバイスのメリット・デメリット
紙の本(現物書籍)と違い、電子書籍を読むにはデバイスが必要となります。
想定されるデバイスはPC、タブレット、スマホ(スマートフォン)、専用デバイス(Kindle,Kobo等)ですが、ここでは、それぞれのメリットとデメリットについて考えていきたいと思います。
デバイスが複数あるため、比較しやすいよう、それぞれのデバイスの特徴から考えられるメリットとデメリットを、かんたんに表にまとめました。
デバイス | メリット | デメリット |
---|---|---|
PC |
・大画面で見やすく、細かい文字も読みやすい ・作業や調べものと併用できる |
・持ち運びが不便 ・読む体勢が限られる |
タブレット |
・大画面で快適に読書できる ・持ち運びが比較的しやすい |
・重量があり長時間の読書では疲れやすい |
スマホ |
・携帯性が高く、どこでも気軽に読める ・常に持ち歩くデバイスなので新たに用意する必要がない |
・画面が小さく文字が読みにくい場合がある ・他の通知やアプリが読書の妨げになることがある |
専用デバイス |
・目に優しいE-Inkディスプレイで長時間の読書が快適 ・バッテリー持続時間が非常に長い |
・カラー表示が苦手 ・購入費用が必要で、用途が読書に限定される |
それぞれに良し悪しはありますが、中でも専用デバイスについては、電子書籍のデメリットを補うポテンシャルがあると考えています。
目が疲れにくい…!!
カラー表示を苦手としていますが(フロントライト前提)、Koboにはカラー対応したデバイスも出てきており、デメリットも克服してきています。
読書スタイルの選び方
長々と各サービスのメリット・デメリットについて触れてきましたが、以上を踏まえて自身の生活スタイルに適したサービスを選択していただければと思います。
とはいえ、具体的にどんな視点から考えていけばいいのか迷う方もいるかもしれません。
そういった方々のために、少しでもヒントになるよう、私なりに判断するポイントを考えました。是非、ご参考ください。
<判断するポイント8選>
- 読む場所:自宅か、移動時か
- 全体的な読書量:多いか、少ないか
- 1回あたりの読書時間:長いか、短いか
- 作品の種類:マンガかライトノベルか
- 所有欲の有無
- 利便性と手間
- 時間の制約
- コストの許容範囲
いろんなものを組み合わせて自分の最適解を見つけよう!
おわりに
この記事では、多様化する読書スタイルをサービスごとに分類し、そのメリット・デメリットについて考え、自分の生活スタイルに適したサービスの選び方のヒントを提示しました。
本来なら、具体的なシーンやケースもあげて説明していきたかったのですが、思いのほか長文となり、わかりにくくなってしまったため、記事を分けさせていただくことにしました。
この記事の内容を踏まえ、次の記事を書かせていただこうと思いますので興味がありましたら是非ご覧ください。
それでは。
牛光